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就活情報ホントのトコロ

「いい会社」ってどんな会社?就活生はどう思いますか?

大学生が就職を意識しはじめると、漠然と「いい会社に入りたい」と考えるのではないでしょうか。でも「いい会社」って、どんな会社だと思いますか?

そう聞かれると、ちょっと困ってしまいますよね。
今回は「いい会社ってどんな会社なのか」について、考えてみたいと思います。

目次

「いい会社」と言われてイメージするのは、どんな会社?

では、「いい会社ってどんな会社だと思いますか?」と聞かれたら、どんな会社をイメージするでしょうか?

・有名な上場企業
・給料の高い会社
・休みが取りやすい会社
・社員食堂が無料の会社
・おしゃれなオフィスの会社
など、いろいろなイメージが浮かぶと思います。

インターネットで「いい会社」と検索すると、さまざまなランキングが発表されていることが分かります。

分かりやすいのは「平均年収ランキング」。
昔から「高い年収」という軸でのランキングはありましたが、最近は年収だけではなく、さまざまな指標でのランキングが出てきています。それだけ、給与だけが主要な指標ではなくなってきているということです。


例えば「有給休暇取得率ランキング」。
有給休暇は、2019年4月より取得が義務化されましたので、しっかりと取得できている必要があります。「ホワイト企業ランキング」というのもあります。平均年収や平均勤続年数などから作ったランキングだそうです。給与が高いだけではなく、長く勤めている人が多いのがホワイト企業という考え方ですね。

また「働きがいのある企業ランキング」というのもあります。
こちらは、企業に関する口コミを集めているインターネットサービスが発表しているもので、書き込まれた口コミ(社員・元社員による職場環境に関する評価点)を基準にランキング化したものだそうです。

これらのランキングは、何かしらの数値を基準に集計していることが分かります。
もちろん、そのような統計的な発想で、「いい会社」を見ることもできると思います。
でも、自分が就職するかもしれない会社を、統計数値だけで判断してしまっていいのでしょうか?

会社にとって大切なことは?

今あなたは、「自分が就職するなら」という視点で「いい会社」を考えていますよね?

でも、逆の立場になって考えてみてください。
「有給休暇を取りやすい会社」って、どんな会社ですか?

そもそも人が足りていない会社は、休みを取りにくいですよね。
また、人数はある程度揃っていても、チーム体制がうまく組めていない場合はどうでしょうか。
「他人の仕事内容は分からない」という状態だったら、自分が休んだ時に代わりに誰か対応してくれそうでしょうか。しっかりとチームで協力できる体制だからこそ、有給休暇が取りやすいのです。

また、「働きがいのある会社」って、どんな会社だと思いますか?
きっと自分のやりたい仕事ができて、同僚や先輩社員との人間関係もよく、しっかりと仕事に取り組めば会社が評価してくれる。そんなイメージを持ったのではないでしょうか。こちらも、しっかりと社員の働きを評価・サポートできる体制が整ってこそ「働きがい」を感じられることに気づくのではないでしょうか。

決して無条件で有給休暇が取りやすかったり、働きがいがあったりする訳ではないのです。
会社も社員もそれぞれに、働きやすい環境を整えるために努力した結果、有給取得率や働きがいが向上していくのです。

社員が成長できることが、社員にも会社にも大事

ここで、「前述のような環境が元から整った会社もあるはず」と考えた人もいると思います。果たしてその環境は一度築いたら、永遠にその環境を維持できるでしょうか?

今回のコロナ禍で多くの企業が変化を求められました。もちろん「有給取得率も高く、働きがいのある会社」もです。

国は感染対策のために「テレワークなどで、社員の7割を出社しないようにして欲しい」と要望しました。会社も要望に応えるため、そして社員を感染から守るために、テレワーク環境を整えました。

しかし会社も初めてのことですから、最初は試行錯誤の連続です。そんなとき「会社が用意した環境が悪いからテレワークはできない」と、会社の指示を待って文句ばかり言っていたら、テレワークはうまく機能するでしょうか?

だから会社は、「自分で考えて行動できる社員」が欲しいのです。
きっと、最初はうまくいかないながらも「こうすれば、もっと働きやすくなるのではないか」「こういうITツールがあるから活用してみませんか」という改善案を考え提案する社員もいたことと思います。

文句ばかり言っている社員が多い会社と、改善策を提案してくれる社員が多い会社、どちらが変化に対応できると思いますか?

しかし、最初から「自分で考えて行動できる社員」なんて、そんなにたくさんいる訳ではありません。

では、どうするのか。
だから会社は、社員を育てるのです。

私たちイチネングループは、「社員の成長を重視する経営」をモットーにしています。
上記のようなコロナ禍の例は少し特殊な環境下の話ですが、平常時でも「社員の成長」は非常に重要です。

社員の視点で考えてみましょう。
社員も経験を積めば、できる仕事は広がり、いろいろなことにチャレンジしたいと考えるでしょう。そんな自分のチャレンジしたい仕事を担当させてもらえたら、嬉しいですよね。

そして、仕事の幅を広げることで会社に貢献すれば、その評価はボーナスなどに反映されるでしょう。また、部署内のチームでうまく仕事を協力しあえれば、有給休暇もしっかり取れる環境が整うでしょう。働きがいだって向上します。

今度は、会社の視点で考えてみましょう。
上記のように成長する社員がいることで、顧客からの評価が上がり、それはゆくゆく売上につながってきます。そして業績も好調で、若手社員が活躍でき、しっかりと有給休暇が取れるような業務体制の企業となれば、優秀な人材を採用できる可能性が高まります。

優秀な人材を採用できれば、顧客からの評価もあがり、さらに働く環境が整えられる可能性が高まります。

社員の成長は、社員自身にとってもメリットがあり、会社にもメリットがあるのです。

最初の「いい会社」に関する「ランキング」を思い出してください。
有給休暇取得率、そして社員や元社員の口コミの「働きがい」などが指標になっていましたよね?

上記のように、多くの社員が成長すれば、どの指標も高評価につながることがイメージできませんか?

だから、「社員の成長」に力を入れている企業が「いい会社」であると、私たちは考えています。有給休暇取得率や働きがいだって、「社員の成長」あってこその結果なのです。

でもどうやったら、「社員の成長に力を入れているか」分かるのでしょうか?
ちょっと難しいですよね。

そこを見分けるには、方法があります。
ぜひ、インターンシップや会社訪問で、社内の様子を自分の目で見て、雰囲気を感じてください。

社員が成長できる環境の会社は、社員がイキイキとしているはずです。
なぜなら上記のように、部署内のチームワークが良く、仕事の課題などもチームのみんなで解決できるよう協力し合いながら仕事ができているから。チーム全体でしっかりと目標に向かって進んでいて、仕事にやりがいも感じているから、イキイキとした雰囲気になるのです。

もし、こちらの記事を読んで「会社の雰囲気を感じてみたい」と思ったら、気軽に下記のボタンから、インターンシップや職場見学に参加してみてください。当社だけでなく、いろいろな会社を見学すると、雰囲気の違いが分かってくると思います。

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