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インタビュー

イチネングループビジョンについて聞いてみた(㈱イチネンМTМ)

組織改編、M&A、新会社設立、ホールディングス体制への移行など、当社はその姿を様々に変化させてきました。それに伴い、社員数の増加や多様な価値観が混在する環境となっています。こうした中でもイチネングループらしさを失わず、変わらず成長・発展しつづけるためには社員全員が会社の価値観を共有し、成長を目指すためのビジョンを明確にする必要があります。そこで私たちは社内の意識統一のために、グループビジョンを掲げるとともに、浸透活動をおこなっており、今回はそのビジョンに関して社員にインタビューをしました。

■4つの価値観
経営理念を具現化するために、グループ共通のビジョンとして、「事業」「人物像」「組織」「企業風土」を表す、4つの価値観をかかげます。

1.事業を通じて、お客様に便利と感動を提供する≪事業観≫
2.相手の立場に立ち、信頼される人になる≪人物観≫
3.環境の変化に柔軟かつ機動的に対応し、ローコスト経営を徹底追求する≪組織観≫
4.挑戦を是とし、皆がわくわくする自由闊達な風土を育てる≪企業風土≫

目次

社会の基盤を支える礎を作っていることの自覚があるからこその行動。

■氏名 Y・T
■入社年 2006年
■所属 株式会社イチネンMTM 営業部 営業1課
■役職名 一般社員

Q1.現在の仕事について教えてください。

某大手メーカー等の営業担当をしております。主な商材は、自社で製作するフォークアーム、カッティングエッジ、鋼材、Uボルトなどがあり、業務内容は、見積もり、納期調整、各メーカーの問い合わせなどがございます。QCD(Quality(品質) Cost(コスト) Delivery(納期))の管理を通じて顧客満足度の向上を図り受注の増加を目指しています。

Q2.イチネングループのビジョンは「感動」「信頼」「変化」「挑戦」の4つのキーワードで成り立っています。仕事上の成功体験について、いずれかをキーワードに沿って教えてください。

私は「信頼」です。
イチネンMTMで製作している製品は、フォークリフト、除雪車、トレーラーなどに組付けられており、社会の基盤を支える礎になっています。何かがあれば命に関わる重大な事故につながる恐れがあります。取引先は大企業が中心で、第一に安全を重視しており、製品の管理、要求も高いレベルにあります。それに答えるには信頼があってこそ成り立つものであり、自分自身も信頼を得るよう仕事をしています。ビジョンにあるキーワードは、イチネンMTMの製品が組付けてあるフォークリフトが動いている所を見ると感動しますし、取引先の要求は日々変化しており答えるには挑戦が必要であり仕事の全てにつながっていると思います。

Q3.イチネングループはまもなく100周年を迎えます。ご自身はどうなっていたいですか。

私は旧トヨシマからイチネングループの仲間入りをしたのですが、イチネングループは、色々な業務を行っており、旧トヨシマでは繋がっていないような業種の方々とお話する機会もあります。今は、業務上なかなか他のグループの方々と業務でのつながりなどが無いですが、100周年の頃かはわかりませんが、近い将来、グループであるメリットを生かしグループシナジーを生み出すような人材でありたいと考えています。

「信頼」こそが私たちの仕事の根幹。

■氏名 S・Y
■入社年 2015年
■所属 株式会社イチネンMTM 製造部 製造2課
■役職名 一般社員

Q1.現在の仕事について教えてください。

製造2課は34名が在籍し自社製品をはじめ、某大手メーカー向けにフォークアームの製造を行っています。その中で私は指示書製作・生産管理・塗装・出荷を担当しております。鉄の材料から製品に仕上がる過程は過酷であり、文字通り汗を流し操業をしていますが、多くの物流現場やその過程でフォークアームが求められ,取引メーカー様やエンドユーザー様また、その先のお客様までの荷物と生活を支えており、各メーカー様などを通じて世界中に私たちが造った製品が活躍していると思うと、とてもやりがいを感じる仕事です。

Q2.イチネングループのビジョンは「感動」「信頼」「変化」「挑戦」の4つのキーワードで成り立っています。仕事上の成功体験について、いずれかをキーワードに沿って教えてください。

私は「信頼」です。
製造の現場は、多くの工程を1日200点近くの製品が複雑に行き交います、日々トラブルが発生しますが、解決するのは必ず「信頼」です。それは34名の仲間に対して、自身の仕事の技術に対して、操業する機械や工具に対しての様々な「信頼」であります。その目に見えない「信頼」を製品という形に変化させ、お客様からの大きな「信頼」を得たいと仕事に取り組んでいます。また、その「信頼」は流出不良削減・労働災害削減にも繋がっているので、あきらめない不屈の精神を胸に成長し続けたいです。

Q3.イチネングループはまもなく100周年を迎えます。ご自身はどうなっていたいですか。

私は、100周年という事もあり100年前からの日本の歴史を「イチネンホールディングスの沿革」と照らし合わせながら調べてみました、大正から昭和に変わり、無数の出来事が平成・令和と続いていましたが、どの部分にも先輩方の奮闘があり、その組織に私が今、在籍していると思うと、感慨深い気持ちになりました。イチネングループという我が城を守って行き、これからの100年に繋げれる人材になりたいと思いました。

高みを目指し「挑戦」し続けたい。

■氏名 N・H
■入社年 2006年
■所属 株式会社イチネンMTM 製造部 製造2課
■役職名 一般社員

Q1.現在の仕事について教えてください。

現在、私は兵庫工場製造2課にてフォークアームの溶接を行っています。お客様は大手フォークリフトメーカーがございます。フォークアームの溶接は鉄の材料に対して各車体用の部品を取り付けて行きますが、どのメーカーでもアーム本体は重要保安部品に指定されいてるものであり、溶接工程は少しのミスも許されない作業であります。もしも溶接作業にミスがあると、アームが車体から外れてしまい、大事故に繋がります。初めはそのプレッシャーに負けそうでしたが、自身の技術も上がり今では自信を持って仕事をしています。

Q2.イチネングループのビジョンは「感動」「信頼」「変化」「挑戦」の4つのキーワードで成り立っています。仕事上の成功体験について、いずれかをキーワードに沿って教えてください。

私は「挑戦」です。
それは私の仕事の歴史が「挑戦」の連続であったからです。入社当時の職人の先輩にあらゆることを叩き込まれました。それは「挑戦」の始まりであり、右も左もわかりませんでしたが必死に食らいついていきました。当時は「見て覚えろ」の時代でしたが、帰宅してからも溶接記号などを勉強したことにより、社内でも認められるようになりました。つぎに「JIS」の溶接国家資格の取得、そして某大手メーカーの社内検定資格取得への挑戦でありました。今では、溶接仕事へのやりがいを感じ、日々「挑戦」の連続であり、これからもさらに高みを目指し「挑戦」し続けたいと思います。

Q3.イチネングループはまもなく100周年を迎えます。ご自身はどうなっていたいですか。

世の中ではグローバルな仕事が増えていますが、私は自身の溶接の仕事に誇りをもっています。世界中のインフラを支えるこの仕事は社会の為にも必ず必要であると信じており、私が今までにして頂いたように、若手の育成と共に自身もスキルアップを目指し、周囲から頼られる存在になりたいです。また100周年の頃には溶接のように鉄だけでなく、人と人を繋ぐ重要な存在なっていたいです。

取材先プロフィール情報

株式会社イチネンMTM 兵庫工場(兵庫県加東市西古瀬1001)
私たちイチネンMTMはフォークリフトのアーム、カッティングエッジ、コイルスプリングなど、鉄鋼製品の製造、販売事業を行っています。
製造部61名、営業、管理部12名(パート含む)、計73名の人員で構成されています。
主な納入先として、フォークアームは4大フォークリフトメーカー。カッティングエッジではイチネンアクセスを経由し、カーショップ様から一般ユーザー様まで幅広く納めています。
兵庫工場がある加東市は酒米で有名な山田錦を中心とした農業が盛んです。
兵庫工場の工員には兼業で農家をされている方も多く、農繁期にはみんなで力を合わせて頑張っています。

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