日常生活で接する機会がなく、認知度の低いBtoB企業。では、就活生が優良なBtoB企業を見つけるには、どのように探し、企業のイメージをどのようにつかめばよいか、その調べ方を解説します。
求人サイトから検索する
まずは大手の就活サイトのリクナビ、マイナビが有名です。企業の求人情報をはじめ、会社説明会やインターンシップの案内などのが掲載されています。
多くの企業が登録しているため、自分の希望する条件で絞り込むことができます。自分自身が思う優良企業の条件をあらかじめ明確にしておきましょう。
就職四季報で企業の重要情報をチェックする
4社5社と多くの企業情報を自分自身でリサーチするには相当な時間がかかります。さらに企業のホームページには知りたい情報が書かれているとは限りません。
その点、就職四季報であれば客観的な企業情報が業界別にまとめられており、決まった項目に沿って記載があるため、他社との比較も容易にできます。
また、「採用実績校」が掲載されているため、自身の大学の「OB・OGがいるかどうか」のチェックもできます。
業界地図から業界シェア上位企業をチェックする
業界地図は、どのような業界があり、その業界に属している主な企業、業界ごとの展望などがマッピングされたものです。各業界の規模や業界の主要企業の順位などがわかりやすく示されています。どの業界がどれくらいの規模なのかが視覚的に理解できるので、どの業界にするのかもわからない就活生はまず業界地図から調べてみるのも良いでしょう。
BtoB企業向けの各種表彰を確認する
BtoBの優良企業は、グローバルニッチトップ企業100選、日本BtoB広告賞、Webグランプリ などで表彰されている企業から探す方法もあります。ニッチな分野で世界的にシェアを伸ばしている優良企業が見つかるかもしれません。
大学のキャリアセンターを活用する
大学には、キャリアセンターまたは就職課や就職センターと呼ばれる学生の就職を支援する部門があります。企業の求人情報をはじめ、インターンシップ募集要項など、就活に必要な情報が集まっています。直接キャリアセンターにわざわざ足を運び求人を出している企業も多く、こういった企業は採用意欲が高いと言えます。常に新しい情報を得るために、こまめに利用することをおすすめします。