企業訪問当日の一連の流れを見ていきましょう。流れを把握しておくことで、当日の要領がわかり、余裕を持って過ごすことができます。
受付で用件を伝える
到着したら、受付で学生証を提示し、「会社訪問に伺いました〇〇大学の△△です。」と名乗りましょう。ハキハキと聞き取りやすい話し方を心掛けます。
また「何時に、誰と約束しているか」も伝えると、受付の人もスムーズに案内することができます。
会議室などに案内される
商談スペースや部屋に通されたら、正しい姿勢で静かに待ちましょう。待っている間にスマートフォンを操作したり、他の参加者と大きな声で話すといったことは避けます。
担当者が入室した際には、席を立ち挨拶をします。
企業についての説明を受ける
説明を受ける際には、適宜メモをとりながら、集中して話を聞くようにします。質問をしたい場合には、「今の〇〇の件で、お伺いしても良いでしょうか」と一言添えて質問しましょう。
もしも、自分自身について質問をされた場合は、ハキハキと簡潔に答えましょう。基本的なことですが、話を聞く時、話をする時には、アイコンタクトをとりながら話すことを心掛けてください。
オフィスを案内してもらう
社内を見学中に、企業の社員とすれ違う時には、自分から明るく挨拶するようにしましょう。コロナ禍においては感染対策により、不可になる場合があります。
社内を見学した後は、出来れば質問をしてみましょう。せっかくの企業訪問時なのに、「会社の経営理念を教えてください」というような初歩的な質問は避け、見学中に感じた疑問点などを質問するのが良いでしょう。
最後にお礼を述べる
最後に、自分たちのために時間をとってくれた担当者の方に、きちんとお礼を伝えます。
担当者と別れた後も、会社周辺では緊張感を持ち、企業内部のことを話したり、安易にSNSに情報を流すのもタブーです。節度のある態度を心掛けましょう。
また、企業訪問の後には、当日の感想や学んだことをその日のうちにまとめることをおすすめします。まとめたものは、企業へのお礼メールを作成するときや、他の企業と比較検討する際に活用します。