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営業職に向いている人とは?必要スキルや向いていない人の特徴も解説

営業職はあらゆる仕事のなかでも、企業の利益にダイレクトに貢献できる「花形の職種」。ノルマがあって大変な反面、やりがいや魅力の多い職種でもあります。本記事では、営業職に向いている人・向いていない人の特徴や活躍する方法、必要なスキルを紹介します。

営業職はあらゆる仕事のなかでも、企業の利益にダイレクトに貢献できる「花形の職種」だといわれています。

クライアントとの商談をはじめ、プレゼン資料の準備やソリューションの提案など、業務内容はさまざま。大変な反面、給与は成果に応じて変動するため、企業によっては会社員ながら1,000万円プレイヤーも存在しています。就職活動に際して、「収入面が優秀な営業職」に向いている人の特徴や必要なスキルなど、基本情報を知りたいという方も多いのではないでしょうか。

今回は、新しいキャリアをスタートさせるために、営業職に向いている人・向いていない人の特徴や必要なスキル、活躍する方法を紹介します。ぜひ今後の就職活動に活かしてください。

目次

営業職の仕事内容

営業の仕事内容は、自社の商品やサービスをクライアントに紹介し、購入や契約につなげること。単にものを売るだけでなく、自社の商品やサービスを使ってクライアントの抱える問題点の解決方法を考えるという、クリエイティブな側面ももっています。

また、どんな企業にアプローチをして、どんな手法で営業をするのか、売るためのリサーチやクライアントとの関係作りといった業務も発生します。ノルマがあり体力も必要ですが、「会社に貢献している感覚をもてる」「クライアントから直接感謝される」といった、やりがいも多い職種といえるでしょう。

営業職が向いている人の特徴

営業職には、どんな特徴を持つ人が向いているのでしょうか?営業職を希望している人は、下記の特徴に当てはまっているかをチェックしてみましょう。

人とのコミュニケーションが好きな人

新規顧客開拓や既存のクライアントへのルート営業など、常にさまざまな人との出会いが生まれるため、人とのコミュニケーションが苦にならない人に向いています。たとえば「たくさんの人と関わりながら仕事をしたい」「初対面の人でもすぐに打ち解けられる」という人は、営業職への適性があるといえます。人を相手にする営業職では、高いコミュニケーション力が欠かせません。

また、ダイレクトにクライアントの役に立てるので、人の役に立ちたいという想いが強い人にもぴったりです。クライアントファーストの精神でヒアリングができれば、信頼を築くことができ、一層やりがいを感じられるでしょう。

マネジメント能力の高い人

営業職は、多くの企業でノルマが課せられる傾向にあるため、当日中にやらなければいけない作業などをしっかりとこなせる管理能力のある人が向いています。

月間目標や週間目標を設定して、「やることリスト」をコツコツと継続できる人だと営業成績に結びつきやすいです。たとえば「目標を達成するためには、今月新たに5社訪問する必要がある。そのためには、今週中には20社に電話をして…」という風に目標から逆算し、具体的な数値を行動につなげる力が求められます。

また営業職は商談以外にも、見込み客のリサーチや商談のための準備など、そのほかの仕事もこなさなければなりません。商談と並行して、複数の作業を要領よくさばく能力も大切です。

何にでも興味を持てる行動力のある人

営業職には、どんなことにも興味を持てる好奇心旺盛な人が向いています。商談やプレゼンテーションでは、情報通の人がいることも想定されるため、常にさまざまなトレンド情報にアンテナを張っておくことが大切だからです。

市場の情勢は常に移り変わるもの。情報が古いままでは、適切な提案ができない可能性も高いでしょう。好奇心を持って自分から情報収集できると、細かな経済情勢を把握できるので、商談に有利に働きます。

また、クライアントからの急な要望や依頼が発生したときに、すぐに行動を起こせる人だと信頼も高まりやすいです。情報収集力と行動力が合わさることで、より質の高い提案ができるようになるでしょう。

営業職に求められるスキル

営業職には、具体的にどのような能力や資質が求められると思いますか?以下に、営業職に必要なスキルを紹介しているので、参考にしてくださいね。

提案・プレゼンテーション・セールススキル

営業職には、必要な情報を端的にわかりやすく説明して、自社製品やサービスをプレゼンテーションするスキルが必要です。

商品を紹介する際に重要なのは、いきなり営業をして売り込まないこと。まずは相手の話を聴き、自然な流れで提案・セールスすることが大切です。

服屋で店員さんから「何をお探しですか?こちらは人気色で…」と、一方的に商品の説明をされて、買う気持ちが削がれてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。

営業の業界では「売りたいなら売るな」という言葉もあります。まずは相手の話をよく聞いたうえで、関係を構築することが重要なのです。

新規顧客を探し出すマーケティングスキル

営業職は、企業の利益に直接的にかかわる重要な職種です。なかでも新規顧客の開拓は、ビジネスの成長に欠かせない要素。新規顧客の開拓がうまくいかなければ、企業の成長もストップしてしまいかねません。そのため、営業職には「新規顧客を探し出すマーケティングスキル」が求められます。

具体的な業務としては、「必要な情報サービス・物」を「必要としている企業・場所・人」にピンポイントで届けるための調査や、マーケティングスキルを駆使したリストづくりなどがあげられます。日々の契約を獲得するための営業活動と並行して、新規顧客を開拓することも営業職にとって大切な仕事です。

クライアントや自分の課題点を探し出すスキル

営業職には、現状を把握・分析し、課題を見つけていく力=課題発見力が欠かせません。

自社商品やサービスを徹底的に勉強して、優れたプレゼンテーションができても、相手が抱える課題を深掘りできていなければ、クライアントは提案内容に興味を示さないでしょう。

プレゼンテーションをする前に、クライアントにどんな問題点があるのかを細かくヒアリングし、どこに課題が潜んでいるのかを炙り出すことが大切です。見つけ出した課題点をもとにプレゼン資料を作成すると、クライアントに響く提案ができるようになります。

また、営業マンとして成長するには、自分の課題を見つけるスキルも必要です。自分を過信せず「何か問題はないか」と常に客観視することを心がけましょう。

クライアントや自分の問題点を解決するスキル

課題点を見つけ出しても、問題を解決するスキルがなければ成約にはつながりません。いくらプレゼンテーションが魅力的でも、具体的な解決策が提示されていなければ、相手は契約したいと思わないからです。

営業の仕事は、自社の商品やサービスを使っていかにクライアントの課題を解決するかが、とても重要なのです。プレゼンテーションの際は「商品・サービスがどのように役立ち、課題を解決してくれるのか」を、具体的にイメージできるように説明しましょう。

また、自分の課題についても同じことがいえます。課題を認識しているだけでは、場数を踏んだとしても、営業マンとして十分に成長できません。課題と問題解決は必ずセットで考え、課題を発見した際は、具体的な改善方法まで考えるクセをつけましょう。

営業職が向いていない人の特徴

営業に向いていない人は、下記5つの特徴を持っている人が多い傾向にあります。それぞれの項目をくわしく見ていきましょう。

自己評価ができない

自己評価ができない人は営業職には不向きです。自分に対して、正しい現状分析ができていないと、課題(=伸び代)を発見しても、適切な解決策につなげられません。問題が発生したときに乗り越えることが難しく、営業成績を伸ばすのも苦労しやすいでしょう。

自己分析に苦手意識がある人は、PDCAサイクルやTEFCASといったフレームワークを利用して、分析の練習をしてみてください。何でも慣れが必要なものです。さまざまな方法を試すことで、自分に合った分析・評価方法が見つけられるでしょう。

不清潔で外観を気にしない性格

多くの人とかかわる営業職は、見た目の清潔感がとても重要です。無精ヒゲを生やしていたり、ビジネスシューズやバッグが汚れていたりすると、相手に不快感を抱かせてしまいます。外観の表れ=仕事に対する姿勢とも捉えられかねません。

また、長らくスーツをクリーニングに出していなかったり、ワイシャツやネクタイ、ハンカチがアイロンされていなかったりしても、だらしない印象をもたれてしまいます。

人間が受け取る情報のうち、80%は視覚からの情報といわれています。営業として第一印象をよくするためには、細かいところまで気を遣う必要があるでしょう。

人の話を聞くことが苦手

営業職にとって「人と話すのが好き」というスキルは大切ですが、人とのコミュニケーションでもっとも大切なのは「相手の話に耳を傾けること」です。日本一のおしゃべり芸人「明石家さんまさん」も、実は聞き手に徹しています。

人と話すのが好きでも、一方的に自分ばかり話してしまう人は注意が必要。話を聞くのが苦手という人は、営業には不向きといえます。

しかし、もし人と話すこと自体が苦手でも、克服したい気持ちがあれば問題ありません。ポイントをおさえて練習をすれば、コミュニケーションスキルは向上できるので、安心してくださいね。

外回りが嫌い

営業職は、基本的に外回りがつきものです。コロナ禍の影響で、オンライン面談が多くなっているものの、外回りが0になるわけではありません。

営業職はほかの部署に比べても、出張やルート営業などで取引先に赴く機会が多くあります。外回りが嫌いだと、営業としてはつとまらないでしょう。

「営業職に憧れがあるけれど、体力がなくて外回りが不安」という人は、諦める必要はありません。仕事をするうちにだんだんと体力がついてくるので、心配しなくても大丈夫です。

人前で話すのが嫌い

営業職は、プレゼンテーションやヒアリングなどの打ち合わせが多いので、人前で話すのが嫌いな人は不向きです。

ただし、回数を重ねることで慣れてくるケースも多いため、「人前で話すのは苦手だけど、営業職には興味があるため、克服したい」という人は、ぜひ営業職にチャレンジしてみてくださいね。

しかし「人との会話や人前でのプレゼンが苦手で、克服するよりは今の自分の強みを生かしたい」という人は、営業職を選ばないのが無難です。

営業職の必要性

一般的な株式会社は「利益」を求める必要があるため、「営業職」が欠かせません。

企業を存続させるためには、会社の収益に大きく関わる営業部署が必要であり、大半の企業には営業部が存在します。総務省統計局の調査では、日本で営業職に従事している人口は約850万人もいるといわれています。これは愛知県の総人口(約750万人)よりもはるかに多い数字です。

それほど営業職に関わる人は多く、営業職がいなければ企業は成り立たないといっても過言ではありません。

営業職として活躍したい人におすすめの方法

営業職を目指す大学生・大学院生のみなさんのなかには、「社会に出る前に何か準備をしておきたい」と考える人もいるのではないでしょうか?そんな人には、トークスクリプトを使った営業のイメージトレーニングがおすすめです。

トークスクリプトとは「営業のための台本(シナリオ)」のことで、電話営業などのテレコール営業でよく使われるツールです。このトークスクリプトを自分で作成することで、営業の流れがつかみやすくなります。

営業職の種類を詳しく知りたい方は、以下のURLから「営業職とは」をチェックしてみてくださいね。

入社後は、社内で共有している営業活動に関する知識・テクニックを教えてもらいながら、実践を通じて、事前に作成しておいたトークスクリプトで営業の型を実用化させていくと、よいでしょう。

まとめ

以上、営業に向いている人の特徴や必要なスキルについて解説しました。

営業に興味が湧いた、営業についてもっと知りたい!

そう思われた大学生・大学院生のみなさんは、当社のインターンシップや職場見学を体験してみませんか?

職場見学では、実際に当社の営業職社員と話せます。先輩社員たちの生の声を聞くことで、「どんな人が営業をやっているのか」「具体的にどんな仕事をしているのか」をイメージしやすくなるはずです。

イチネングループでも、営業職を募集中です。営業職への興味が深まった、チャレンジしたいという方からのエントリーをお待ちしております。

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